内科の特徴
生活習慣病治療、
肥満外来に注力しています
人生100年時代を迎え、糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、高尿酸血症および痛風などの生活習慣病をいかに治療・予防するかということは、私たちの健康寿命を左右する重要なポイントです。当院の内科では、これら生活習慣病、また生活習慣病の重大なリスクとなる肥満の治療に特に力を入れております。
すでに症状が現れている方はもちろん、健康診断で数値の異常を指摘されたという方は、お早目にご相談ください。
各種迅速検査に対応しています
速やかに健康状態を把握し、適切な治療へと移行するため、当院では血糖値やHbA1c、CBC(白血球数・赤血球数・血小板数)、さらに炎症マーカーについての迅速検査に対応しております。
もちろん、風邪やインフルエンザ、喉の痛みや発熱、鼻水・鼻詰まり、咳といった症状についての診療も行っております。また新型コロナウイルス感染症の診察や検査にも対応しております。
症状が気になるとき、なんとなく体調が悪いというときには、その程度にかかわらずお気軽に当院にご相談ください。
内科で対応する症状
内科で対応する疾患
- 風邪、インフルエンザ、扁桃炎
- 気管支炎、喘息、肺炎
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- メタボリックシンドローム
- 高尿酸血症
(痛風) - 貧血
- アレルギー性鼻炎
- 胃腸炎
- 甲状腺機能亢進症
- 甲状腺機能低下症
- 蕁麻疹
- 帯状疱疹
- 不眠症
- 膀胱炎 など
生活習慣病
当院では、生活習慣病治療に特に力を入れております。生活習慣病全般に言えることですが、初期にはほとんど自覚症状がなく、健康診断や人間ドックなで数値の異常を指摘されて発見されるケースが少なくありません。
一方で、動脈硬化の進行によって、脳卒中や心筋梗塞といった命にかかわる疾患との関連も深いという特徴を持ちます。
糖尿病
インスリンの分泌量が低下したり、インスリンの働きが悪くなることで血中のブドウ糖の濃度を表す値「血糖値」が慢性的に高くなる病気です。
血管の内側にプラークが形成され、動脈硬化が進行します。心筋梗塞、脳卒中のほか、網膜症・腎症・神経障害といった合併症のリスクも高くなります。
糖尿病の治療は、量・栄養バランスに配慮した食事療法や運動療法を行います。また必要に応じて、血糖を下げる薬やインスリンを用いた薬物療法を併用します。
高血圧
診察室で測定した上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上ある状態です。生活習慣病の中でも特に身近なものであり、70歳以上の約7割が高血圧だと言われています。
血管に常に高い圧がかかることで動脈硬化が進行し、脳卒中や心筋梗塞、あるいは腎臓での障害などの原因となります。
食事療法では、塩分摂取量に注意したメニューを摂ります。塩分の多い外食もなるべく控えましょう。これに合わせて、運動療法を行います。食事療法・運動療法で十分な効果が得られない場合には、血圧を下げる薬を用いた薬物療法を併用します。
脂質異常症
中性脂肪、コレステロールなどの脂質代謝の異常によって、血中のLDLコレステロールや中性脂肪の値が高い、またはHDLコレステロールの値が低い状態を指します。以前は、「高脂血症」と呼ばれていました。
太っている方だけでなく、痩せているのに発症するという方もおられます。これは、脂質異常症が生活習慣だけでなく体質にも起因するためです。
食べ過ぎや飲み過ぎを控えた食事療法や、運動療法による治療を行います。必要に応じて、薬物療法を併用します。
メタボリックシンドローム
内蔵のまわりに脂肪が溜まる内臓脂肪型肥満に、高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つ以上を合併している状態です。
糖尿病・高血圧・脂質異常症の発症や悪化のリスクが高まり、さらに高尿酸血症、腎臓病、非アルコール性脂肪肝などの原因になることもあります。
高尿酸血症(痛風)
血中の尿酸値が異常に高くなった状態を「高尿酸血症」と呼び、高尿酸血症を原因として血中で結晶が生じ関節に激しい痛みを引き起こすことを「痛風」と呼びます。
治療では、プリン体を含む食品・アルコールを控えた食事療法を行います。また、尿酸値を下げる薬を用いた薬物療法も必要です。
なお、痛風発作の前兆として、関節にムズムズ感が生じます。このときに治療を受けることで、発作を防ぐことが可能です。